☆キックベースボール☆
2020年9月01日
こんにちは。
阪神ファンの笹野裕美です。
小学6年生のある放課後、運動場でクラスの皆とキックベースボールをすることになりました。
2チームがメンバー決めのじゃんけんで取り合い。
走りが遅く運動神経の悪い私は、最後まで選ばれず、残りものになりました。
私の打席がやってきました。
ピッチャーは、運動神経のいい井上君。
私がバッターボックスに立つと、
「みんな前進守備!!もっと前に来い!」
井上君は叫びました。
敵チームはかなりの前進守備。
(なめられてる…。さっきも残りものやったし!)
背中がガーっと熱くなりました。
(クソ~!見とけ!!)
実は、保育園児の時から野球好きな父に鍛え抜かれていて、球技には自信があったんです!
私は、思いっきりボールを蹴りました。
ボールはレフトの横をかすめ、誰もいないところを飛んでいきました!
思い切り腕を振って走り、2塁打!井上君はポカーンとしていました。
試合後、井上君が
「びっくりしたわ!笹野、キックベースすごいうまいなぁ!」
と近寄ってきました。
「へへっ」( ^^)
それから、キックベースがあると、みんながメンバーに誘ってくれるようになりました。
もちろん、メンバー決めの時は、私はすぐに選ばれる♪
父の過酷な特訓のおかげです!
走るのが遅くても、キック力やセンスが磨かれていたからですね!
苦手なことにとらわれず、得意なことを伸ばせばいいんだと、学びました。
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