☆紫外線はお肌の大敵…でも実は大切なんです!
2021年5月01日
☆紫外線はお肌の大敵実は…でも実は大切なんです!
~ビタミンDと骨の健康のお話
看護師の本間由紀子です。
5月に入り日差しが強くなってきましたね。
お肌にとっては有害とされる紫外線。
でも体にとって大切な働きもあるんです。
骨の健康と言えばカルシウム!ですが、実はビタミンDの助けがなければ上手に働くことができません。
ビタミンDは紫外線を浴びることで肌で作られます。
もちろん食物からも摂ることはできますが、日光を浴びて肌で作られる量のほうが多く、極端に紫外線を避ける生活はビタミンD不足の原因となります。
ビタミンDが欠乏すると骨を構成するカルシウム代謝がうまく働かず、骨が柔らかくなる「くる病」や骨粗しょう症の原因となります。
最近では幼少期から日焼け止め剤や帽子、日傘など紫外線対策をすることが推奨されている反面、くる病になる乳幼児がみられることが問題となっています。
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イメージの強い紫外線ですが、強い骨を維持するために冬なら1時間程度、夏なら木陰で30分程度、屋外で過ごすのがおススメです。
またビタミンDはこんな食物に多く含まれています。
*魚類:いわし・さんま・さけ・ぶり・しらす干しなど
*キノコ類:まいたけ・干ししいたけ・きくらげなど
*たまご(特に卵黄)
積極的に摂取して健康な骨を維持していきましょう!
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